番外編です
ちょっと番外編が続いていますね
今回は「今日はちょっと話せた」です
これまで読んでいてくれた方は
もしかして妻とペンシルが話し合いで状況の改善がみられたのか!?
なんて温かい解釈をしてくれた方もいるかもしれませんがすみません
むしろやってしまいました
またやってしまいました
子供達の前で言い争い
子供たちへの暴言が許せず
我慢できませんでした
今日は妹ちゃんのお話
言い争いをしているとお姉ちゃんは止めに入ります
泣き叫びながら、間に入ってくれます
それはそれは心苦しいです
泣き叫ぶ娘の姿は見てられません
それで僕は止まってしまいます
でも妻は止まりません
言い続けます
責め続けます
妻だけ言いたいことを言い切って終わる感じです
言い争いの際
妻は責め続け
お姉ちゃんは止めに入ります
妹ちゃんは?
妹ちゃんは黙っています
黙っていることを、母と姉に責められます
姉「なんで見てるだけで止めないの!!」
妻「あんたはなんとも思ってないのよね!!」
僕は妹ちゃんを責めないように言います
だって妹ちゃん何も悪くないですから
でも、だまってる姿を見て、あまり気にはしてないのかな?とは思っていました
でも、、、
この日は違いました
少ししゃべりました
「、、、パパママやめて、、」
小さな声でした
もしかしたら妻とお姉ちゃんには聞こえなかったかもしれません
かろうじて僕に届いたその小さなメッセージで
僕は止まりました
そこからはこれまでと同じように
妻だけが言いたいことを言い切って終わりました
あとで妹ちゃんと2人きりになったとき
「今日はちょっと話せた、、、」
と小さなふるえる声で泣きながら話してくれました
まだ小さくて、言葉が出てこないなりに、少しでも改善させたいと思って発した言葉
とても小さくて、短くて、わずかな言葉だったけど振り絞って出した声
“あまり気にしてない”
なんてことは全然なかった
十分悩んでいた、苦しんでいた
止めに入れない自分にも苦しんでいた
黙っていたんじゃなくて、身を固くして息をひそめていたんだ
言い争ってる大人の間に口を挟むなんて、きっと怖かったと思う
思わず抱きしめて僕も涙ぐんでしまいました
全然妹ちゃんが悩んだり苦しんだりすることじゃないのに
親が悪いのに
親が未熟なのに
妹ちゃんもお姉ちゃんも何一つ悪くないのに
泣かせたり、悩ませたり、苦しませたりしてごめん、、、、