これって虐待?or not

認めるべきか、止めるべきか、それが問題だ

第25回 100点以外ありえない?教育虐待or not

こんにちは、ペンシルです。

妻の子供たちへの指導が厳しすぎて、まさかこれが教育虐待というものなのか⁉と思い悩む日々を過ごしています。

そういった家庭内の状況をご相談させていただきたく恥を忍んで現状を公開していこうと思っています。

有益な情報というより、皆さんにご意見をいただいたり、同じ悩みを持つ方へ共感や、このケースではこうしたらよかったなど情報交換の場となっていければいいと思っています。

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第25回は「100点以外ありえない?」です。

 

これまでも記事にしてきましたが妻は”ゼロ100信者”です。

極端な考えの持ち主なんですが

特に学校のテストに関しては

”100点取って当たり前”

という風に考えています。

 

妻が小学生だったころはどうだったのか

それは知りませんし聞けません

100点以外取ったことないのか、そうでないのか

いずれだったとしてもそんなことを聞いただけで

「あれ?いま私のこと馬鹿にした?」

となってしまうからです

これもいつか記事にできたらと思うのですが

人のことはさんざん馬鹿にして尊厳を傷つけるのに

自分に対しては過剰に反応します

バカにしていなくてもです

 

話が逸れました

 

今回、そんな妻のいる我が家の妹ちゃんが

学校の漢字テストで38点を叩き出したのです

その時の様子です

怒鳴ってこそいませんが、キレ味と”らしさ”が出ていますね

「みんな100点なんじゃないの?」

 

妹ちゃんが

「ほとんどみんな再テスト」

と言っていますが全くの無視

 

そして

「お姉ちゃんはこんなことはなかった」

”兄弟や友人と比較し、叱ってはいけない”

という僕の得た子育てでやってはいけないことの一つ

まんまやってます

(確証バイアス(番外編②参照)があったうえでの情報かもしれませんが)

 

そしてさらに続きます

「これから全部100点じゃなきゃだめよ」

すごいですね

ホント聞いてみたいです

自分の時はどうだったんですか?

 

「ピンポーン」

 

インターホンが鳴ります

そんなヤバい状況で、メシアが現れました。

妹ちゃんの仲良しのお友達がアポなし来訪したのです。

ソトヅラはいい妻なので、あらいらっしゃいと招き入れます。

そしてその救世主はこんなありがたきお言葉をくださいました

まずお友達に点数見せて”こんなだったから”というのもどうかと思いますが

そこからがよかったです。

お友達も同じくらいの点数でさらに

「普通はみんなそれくらい」

「100点の子はさすがにいなかった」

 

 。。よく言ってくれた!!  

  ホッとしました

もしかしたら妹ちゃんよりもぼくがホッとしたかもしれません

 

妻も「100点で当たり前」と応戦はしていますが

さすがに

”みんな同じくらい”

”100点の子はいなかった”

というテストに”100点で当たり前”では勝負になりません

 

しかも妻もこれを聞いて少し安堵したようで

”このテストに限っては”100点でなくてもよいと判断したのか

この後はそこまで言及していませんでした。

 

ちなみに僕の安堵と妻の安堵は別物です

妻の安堵は

 妹ちゃんの出来が特別悪くないことがわかった安堵

僕の安堵は

 妻の極端な思想で妹ちゃんが過剰に負荷をかけられずに済んだ安堵

 

今回のことで

”外からの意見が入る”

というのがすごく大事だということを強く感じました

もしお友達が来て言ってくれなければ

妹ちゃんはとんでもなくできない子として

さらなるすさまじい負荷をかけられていたことは目に見えています

 

妻の苛烈な叱責は

妻にとっては”普通のこと”

妻にとって”100点は当たり前”であったことが

当たり前ではなかったことが、小学生の意見でくつがえされました

閉ざされた空間での当たり前がいかに偏ったものか痛感しました。

 

どういった形で第三者の目を入れていくかは模索中です

誰でもそうですが、妻は外と内を使い分けるので、露見しにくいです

家族以外といるときに怒鳴ったりはしないからです

また、第三者からしても

”他人の家のこと”

だし

”その家の教育方針”

もあるし

”教育熱心とやりすぎのボーダーは不明瞭”

なので、口を出しにくいところだと思います

 

”露見しにくい”ことこそが教育虐待の問題の大事なところな気がしています

 

100点の人間なんていないのにね