これって虐待?or not

認めるべきか、止めるべきか、それが問題だ

第40回 読書感想文 教育虐待or not

こんにちは、ペンシルです。

妻の子供たちへの指導が厳しすぎて、まさかこれが教育虐待というものなのか⁉と思い悩む日々を過ごしています。

そういった家庭内の状況をご相談させていただきたく恥を忍んで現状を公開していこうと思っています。

有益な情報というより、皆さんにご意見をいただいたり、同じ悩みを持つ方へ共感や、このケースではこうしたらよかったなど情報交換の場となっていければいいと思っています。

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第40回は「読書感想文」です。

 

前回、読書感想文のお題でハリポタを否定されたお姉ちゃん。

大急ぎでお題を探して

シートン動物記の

「オオカミ王ロボ」

を選びました

 

急いで読んで

急いで書いて

チェックを受けている時の一幕です

構想時のメモのチェックも入れれば

この時すでにtake7くらいです

 

ちょっと長かったですね

 

どうですかね

みんなこんなもんですか?

 

僕だったらこんなことされたら

読書ごとまとめて嫌いになりますね

 

ちょっと細かくなりますが

この本ではサブテーマとして

”狼たちも人間と同じように、知恵があり、仲間と協力する絆があり、思いやりを持っている”

ということが描かれています

また、お姉ちゃんは以前読んだ本で

”狼たちが絶滅の危機に瀕している”

ことを知っていました

 

”家畜に被害を与える狼たちが駆除されていく状況”から

”狼の絶滅”(駆除も様々な動物の絶滅の一因となっている)

をリンクさせて

”絶滅に瀕する動物たちを人間の知恵と協力で救えるといいな”

(狼たちが知恵や助け合いをしていたように)

という感想を、後半に記述していました。

 

いい流れだと僕は思いましたが

妻は

「自分の考えとつなげないで」

と言います

 

え?なんで?

だめなの?

読書感想文でしょ?

読書感想でしょ?

自分の考えとつなげちゃだめなの?

 

確かにこの話自体には

”オオカミが狩られて絶滅に瀕してしまっている”

ということは描かれてません

 

そこで妻は

”この本に狼が絶滅するって書いてあるの!?”

”ないでしょ!?”

から、冒頭の

「勝手に自分の考えとつなげないで」

という発言になっているんですね。

 

その先を読んでいるのか読んでいないのか

妻にはその先の

”(狼と同じように)知恵をしぼったり協力をして、、、”

へのつながりを見ようとしません

 

お姉ちゃんは必死にその先のことを説明しようとしますが

怒鳴りをかぶせてくるばかりで聞く耳を持ちません

 

しかもtake8

 

説明しようとしても怒鳴り続けて聞いてくれません

 

お姉ちゃんもイヤになって

「じゃあ違うのにする」

と思わず言ってしまいます

 

それが気に入らなかったのでしょう

原稿用紙をグシャグシャに潰して

「じゃあイチから書いてきて」

とウソみたいなことを言ってきます

 

このとき22:30

提出は明日

そもそもお姉ちゃんは

ハリポタで構想を練っていたんです

ハリポタ禁止令が出て

その時点でイチからになっています

 

イチから積み直したもの(原稿)をグシャグシャにされ

またイチから作りなおせと言います

 

これ以上、イチからを避けたいお姉ちゃんは

今やっているもので行くと主張しますが

絶対にそれを許しません

 

「だめだ、違うのにすると言ったのはあなただ」

の一点張りです

 

確かにそう言ったのはお姉ちゃんですが

僕はお姉ちゃんを責める気にはなりません

お姉ちゃんといってもまだ10歳です

これだけやり直させられて

これだけ話してもだめなら

思わず「違うのにする」と言ってしまってもしょうがないと思います

 

しかし妻は決して許しません

 

音声にもありますが

「なんでママの言ったのと違うこと書いてるの!?」

「せっかくいいやり方教えてるのに!!」

と言っています

妻には妻なりの

こういう感想がいいんじゃない?

と思うものがあるのでしょう

そして、子供の書いたものよりそれがいいと思っているのでしょう

それはそうかもしれません

10歳と大人ですから

でもそうじゃないじゃん?

いいものを書くのが目的じゃないでしょ?

読んで10歳なりに感じたことを書くのが目的なんじゃないの?

お姉ちゃんが「もういい書かない!」

と泣きながら言っていますが

母の言う通りに書くなら

お姉ちゃんが書く意味はありません

 

典型的なパターナリズムですね

 

何度も言いますが

読書感想文です

ウソはだめですが論文ではありません

見方や心情、考え方、経験が違えば

面白いと思うポイントも人によって変わってきます

自由に書けばいいんです

“何書けばいいか分からない”

と言われたら手伝えばいいと思うんです

 

そして何を言っても大声で被せてきてこちらの声をかき消すような強硬なやりかたに、お姉ちゃんも苛立ちが募ります

それに対して妻の一言

「こっちの話を聞けよ」

「バカだからもっとやりなさい」

と言って結局イチからやり直させます

 

さらに恐ろしいことに

やり直させるだけではなく

シートン動物記も完成させて

両方やって比較する

と言っているのです

 

これはキツイ

お姉ちゃん

泣きながら2階へいって

大声で泣き叫んでいます

 

そりゃあそうです

繰り返しますが

期限は明日

このとき22:30

 

大人でもまあまあキツいですが

お姉ちゃん10歳です

 

お姉ちゃんとしては

かなりの絶望感だったと思います

 

普通の読書感想文なら自分で書けばいいと思いますが

この状況は手伝わなきゃ終わらないと思い

サポートしてシートンを完成させて

交渉しました

とりあえず提出分はシートン

“違うもの”は後日にする

とゆう形で収束しました

 

なんか僕も最終日に

追い込まれて夜中までやってたことを思い出しました

僕は100%自己責任

読書感想文の指定なんてないし

(ハリポタ禁止令みたいなの)

検閲ないし

イチからやり直しなんてありません

ただナマケモノだっただけです

 

お姉ちゃんは他の宿題は終わっています

急遽ハリポタがダメといわれたため

ズレ込んでしまったので

僕と同列にしてはかわいそうですね

 

✓妻は自分が正しいと思っている

✓他人との違う意見は、育ってきた環境が違うから理解しあえないから話し合っても無駄と思っている

✓自分の主張があるので他人の意見は大声でかき消す

 

このカードがある限り

妻は突き進みます

止める意見も踏みつぶすわけですから

 

このカード

完全にジョーカーです

3枚も持ってたら反則ですよね?