これって虐待?or not

認めるべきか、止めるべきか、それが問題だ

第15回 「中学受験やめます」やるも地獄、やらぬも地獄 教育虐待or not

こんにちは、ペンシルです。

妻の子供たちへの指導が厳しすぎて、まさかこれが教育虐待というものなのか⁉と思い悩む日々を過ごしています。

そういった家庭内の状況をご相談させていただきたく恥を忍んで現状を公開していこうと思っています。

有益な情報というより、皆さんにご意見をいただいたり、同じ悩みを持つ方へ共感や、このケースではこうしたらよかったなど情報交換の場となっていければいいと思っています。

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「中学受験辞めます」
 
突然妻が言い出しました
 
きっかけは、夏期講習をどうするか、で、お姉ちゃんが今年の夏休みは遊びたいといったからです。
現在小学5年生で、これまでの記事のとおり、キツキツで頑張っています。
息継ぎなしで頑張るのはつらいだろうなと思ったので、、僕も休んでいいんじゃない?これから頑張るための布石、逆に思いっきり遊ぼうよ!と。
 
塾の先生にも相談してみましたが
「これからもっと休みにくくなるから、休むなら今かもしれませんね」と 
それはそれでちょっと怖いなぁとも思いましたが、夏期講習受けなければ取り返しがつかなくなるなどと脅されることもなく、意外とすんなり承諾してもらえました。
 
そんなこんなでお姉ちゃんは今年の夏期講習は受けない!という決断をしました。
 
そんな折の冒頭の妻の発言です
 
「夏期講習受けないなら塾も辞める、受験もやめる、お姉ちゃんに受験は向いていない」と言い始めました。
 
”夏期講習受けない→受験やめる”
の飛躍はびっくりしました。
妻の発言にもありますが「私は0か100かだ」と。
小学5年生を自分の0か100かの判断でふりまわすのはいかがなものかと思いますが
決めたなら、それでもいいのかなと思いました
中学受験で人生が大きく変わることはないと思うし、今のままのやり方で、息継ぎなしで走り続けることはできないし、やり方を変えるつもりもないなら息切れするのは間違いないし、息切れしないスーパーマンなら中学受験しなくても問題ないだろうし。
 
ただ、お姉ちゃんは受験したいようです。
というか地元の公立校には行きたくないようなんです。
なぜなら妻に公立校に行かない方がいいと散々吹き込まれているからです。
しかし、受験はしたい、そのことを伝えてもコレです。
 
 
一つ目の音声では子供のことを想ってやめた方がいいと判断した、と言っているのに
子供が望んでもやらせてあげようとはならない不思議
 
よくよく聞いていると
 
もう決めた
私の中で解決しました
結論は出ている
変えるつもりは無い
とのこと
 
話はそれますが、この音声の冒頭で僕に対し「これでいいですか?」と意見を求めていますが、結局自分で決めたからと押し切りますし、子供のためを思ってと再度言っていますが、子供が「ちがう」といっても止まらず自分の意見を続けています。
お姉ちゃんと”話し合った結果だ”とも言っていますが、この様子ではその”話し合い”とやらも、決めつけて・まくしたてていたことを”話し合った”と言っているのでしょう。いつもそうです。
 
なんだか腑に落ちない感じですが、、
 
ともかく、そうと決めた(だれが?)なら前向きに
中学受験辞めるということを否定的に捉えずに
ポジティブに切り替えていければ
と思うのですが、、、
 
しかし
 
妻の口から出た言葉はこれです
お聴きください
 
 
「お金がもったいないから」
「あなたはあきらめた」
「ママの楽しいことにお金を使う」
「地元の公立校なんて行っても何にも協力したいと思わない」
「公立中学がどんな世界がわからない」
「公立校の母親と合わない」
「剣道のお母さん達とも合わない」
「もう知らない」
「塾代をハワイ旅行費用にしよう」
「公立校までいって剣道の手伝いしたくない」
「お金が無駄」
 
自分(妻)が、子供が公立校に行くのが嫌だったという発言が目立ちます
 
受験をさせようと思っていた理由が子供のためではなかったことがよくわかる発言ですね
 
受験させないと自分で勝手に決めたにも関わらず、受験しないことへの不平不満を言い続けプレッシャーをかけ続けていますね。
これではお姉ちゃんがかわいそうです。
”不平不満に対する解決は受験をすること”だと思うのですが、受験することも禁じられています。
これではお姉ちゃんにはどうしようもありません。
そもそもお姉ちゃんは受験しないなどとは言っておらず、妻が勝手に決めたことです。
なんと出口のない構図。
 
自分の思い通りにならなかったから感情をぶつけて嫌な思いをさせようとしているのでしょうか
 
自分の思い通りにいかなければ敵
以前そう言っていたことがありましたが、自分の子供でも例外ではないんですね
本当にそう思っているんだろうなと思いました
 
さらに、勉強しないなら家事をやりなさいと
大人でも11時くらいまでかかっている家事をやらせて、洗い物、洗濯で結局11時過ぎるまで眠れない状況になっています。
 
そして、勉強したいなら家事もやって合間に時間作って塾の宿題全てやるなら続けてよいよ、しかも塾じゃなくて自分で勝手に頑張りなさいと、、、
 
これまでお手伝いはほどほどで、11時ちかくまで勉強してギリギリ終わるか終わらないかくらいの宿題の量だったのに、家事の合間で自分で時間作って同じパフォーマンスを出せと?
小学5年生に求めることですか?
 
求めてるワケではないのかもしれません
 
「私の期待を裏切りやがって」
 
その想いを、思い知らせたいのかもしれません
 
不満を言われ続けられるが、解決策も封じられて何もできなくなったお姉ちゃんに対し、さらに目の前でこんなことを言います
 
 
妹ちゃんへの声かけです
君は受験しようね、と。
あてつけですね。
 
「あなたのことはあきらめた」
からこの発言です。
 
お姉ちゃんがどれだけ傷ついたことか。
 
百歩譲って焚きつけるつもりだったとしても追い込みすぎです。
 
お姉ちゃんは自室で物を倒したり暴れだします。
たまらず僕が話をしに行きました。
抱きしめて、受験しなくてもいいんだよと伝えましたが、だめでした
 
 
「受験はする、絶対にする、するに決まっている」
泣き叫んでいます。
 
妻の発言からもわかるように公立校への偏見がすごいです
 
”中学受験はするもの”
”地元の公立校なんて”
と散々思わされてきたのでしょう
 
そう思い込ませておいて
受験は辞めた、受験をさせない
と言い、追い打ちをかけるように公立校への不平不満を言い続けています。
これではかわいそすぎます
 
受験をやめるならせめて前向きに方針転換にしてあげたかったので妻に対し
「辞めると決めたなら、スッキリそうしてその道で応援してあげようよ」
と言いましたが
「だって悲しいんだもん」
「そうかもしれないけど、そう決めたならせめて子供の前では前向きに進めるようにしてあげたほうがいいんじゃない?」
 
伝家の宝刀 ~考えが違うから話しても意味ない~ の太刀
 
で一刀両断
話は終わってしまいます。
 
せめてお姉ちゃんの心のケアに努めたいと思います。。
 
今後考えられるマズい流れとしては
・とにかく受験しないと母親が不機嫌なので、お姉ちゃんはとにかく受験させてくれと言うことになる
・覚悟を確認し、絶対頑張りなさいよと約束させられる
・お姉ちゃんがへたったときはあの時やるって言ったじゃないと責め続ける 
 
つまり
 
”子供自身ががやりたいと言ったのだ”
と言える状況の出来上がりです
 
やるも地獄、やらないも地獄
 
小学5年生の試練としては過酷すぎます。
 
こんな状況の人、どなたかいませんか?