これって虐待?or not

認めるべきか、止めるべきか、それが問題だ

第56回 逃げられない②苦しみの選択 教育虐待or not

こんにちは、ペンシルです。

妻の子供たちへの指導が厳しすぎて、まさかこれが教育虐待というものなのか⁉と思い悩む日々を過ごしています。

そういった家庭内の状況をご相談させていただきたく恥を忍んで現状を公開していこうと思っています。

有益な情報というより、皆さんにご意見をいただいたり、同じ悩みを持つ方へ共感や、このケースではこうしたらよかったなど情報交換の場となっていければいいと思っています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

第56回は「逃げられない②苦しみの選択」です。

 

第52回で「逃げられない!」という

”受験をしても、しなくても怒鳴られる”

という構造を作って追い込み

”受験をした方がマシ”という状況を作り

”受験したい”と選ばせ

”自分で受験を望んだ”という形を作る

という記事を書きました

penncylvania-family.hatenablog.com

 

最近はすっかりお姉ちゃんのことばかりが記事になっていましたが

妹ちゃんもしっかり(?)怒鳴られています

 

バイオリンの練習の風景です

言い方ひどいですね

こういう風にしか教えられないんですかね?

penncylvania-family.hatenablog.com

 

妹ちゃん、泣きじゃくっています

この後、妹ちゃんのフォローをしにいったら

泣きながら話をしてくれました

録音は出来なかったのですが

 

「バイオリンやめたい」

「バイオリンは嫌いじゃないけど、ママとやるのはつらいから」

元々は妹ちゃんはバイオリンが大好きです

バイオリンの先生のことも大好きで

”習い事の中では1番好き”

と言っていました

そんな大好きなバイオリンを

”辞めたい”

と思わせるような指導ってなんなんでしょうか

 

でも、つらいならやめてもいいんだよ

と声を掛けました

 

好きなことをやめなよと勧めるのは複雑な気持ちでしたが

妻があの教え方をしている限り、苦しみは続きます

 

すると

「バイオリンやめたら勉強が増やされる」

と言うんです

それを恐れて、”辞めたい”とか”ツライ”とか言えないんですね

 

妻はよく「辞めたければいつやめてもらってもけっこう」

と言っています

冷たい言い方ですが、そう言っています

しかし実際に辞めたいとか疲れたから休憩入れたいとかいうと

「自分でやりたいっていって始めたのに辞めるの?」

「もう二度とやりたいことやらせない」

「あなたがやりたくてやってることなのに頑張れないの?」

とか、とても”いつやめてもらってもけっこう”

と思っている人の発言とは思えないことをぶつけてきます

 

妻は本音ではバイオリンを続けて欲しいんだと思います

妻は自分もバイオリンとピアノをやっていたので

音楽はやるものだと思っているのです

 

中学受験もそうです

自分がやったから、中学受験はやるものだと思っていて

やらない人生は知らないから

中学受験をしないことは不安で

子供に対しても、中学受験しないで公立校に行くと

 ろくでもない人間になって

 ちゃんと仕事につけなくて

 お金もらえなくなっちゃう

と思っていて

子供にもそう思い込ませているんです

 

そんな妻なので、妹ちゃんに対して

”バイオリンやめたら勉強増やす”

と言っているようなのです

 

いまでもけっこうな量の課題とスケジュールですが

さらに負荷をかけてくるというのです

penncylvania-family.hatenablog.com

 

”バイオリンを続けていても怒鳴られる”し

”辞めるなら勉強を増やされる”

という理不尽な二択を迫られ

泣きながらもバイオリンを続けている妹ちゃん

 

お姉ちゃんの

”受験しても、受験しなくても怒鳴られる”

という理不尽な二択

と同じ構造です

 

苦しみの選択肢しか与えず

”どちらがマシか”

で選ばせる

 

ツライ選択しからしか選べない状況って

勉強も遊びも楽しくない、伸びないと思うんですよね

penncylvania-family.hatenablog.com

 

話の最後に妹ちゃんから

「こういう話したことはママには言わないで、またママとパパがケンカになっちゃうから」

お姉ちゃんと同じことを言わせてしまいました

つらい状況にいる小学3年生に気を使われて

情けないやら悲しいやらで

この日は眠れませんでした