これって虐待?or not

認めるべきか、止めるべきか、それが問題だ

第21回 計画をずらしているのは誰? 教育虐待or not

こんにちは、ペンシルです。

妻の子供たちへの指導が厳しすぎて、まさかこれが教育虐待というものなのか⁉と思い悩む日々を過ごしています。

そういった家庭内の状況をご相談させていただきたく恥を忍んで現状を公開していこうと思っています。

有益な情報というより、皆さんにご意見をいただいたり、同じ悩みを持つ方へ共感や、このケースではこうしたらよかったなど情報交換の場となっていければいいと思っています。

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第21回は「計画をずらしているのは誰?」です。

 

 

すみません録音状況が悪く十分に聞き取れないかもしれませんが

妹ちゃんが「できるよ!!」とアピールしているのが聞こえますね

状況としては、休日に友達と遊ぶことを約束した妹ちゃん。

母からの課題を終わらせないと遊びに行けないので

朝6時半から(休日なのに!)せっせと

 ピアノの練習

 公文の英語

 漢字の書き取り

を終えて、算数をやっているところです。

小数を習い始めで、少数の足し算をやっているところでした。

小数の概念てはじめのうちは難しいじゃないですか

(慣れるとただの足し算ですが、概念を小学生にわかるように教えようと思うと結構むずかしかったです、私の実力不足もありますが)

なので、慣れないうちは一つ一つ確認しながら丁寧にすすめていました

するとそこへ妻がやってきます

(妻が起きるのは休日はだいたい8時前後です)

 「計算おそくない?」

 ーこれは一生懸命やっていないか、わかっていないから遅いんだなー

と判断

妹ちゃんも”まずい”とおもい

「できる!!」

とアピールしますがその声は届かず

「もうちょっとやってこう」

と課題を増やされます

こうなるともう雪だるま式に増えていきます

それを妹ちゃんもわかっているので

「あそびにいきたいよ」

と泣きながら訴えますが彼女には届きません

 

これはよくあることなんですが

勉強をやっていると課題がどんどん増えていくんです

たとえば漢字をやっていると

間違っていなくても、気に入らない書き方や字が汚いなどで

(僕から見ると小学生としては普通)

書き取りを増やします。

怒鳴りながら教えるので、子供は焦って字が乱れます。

するとさらに激怒し、課題がさらに膨らみあがるという

負のスパイラルを堕ちていきます

 

よく妻は

”計画を立てなさい”

”計算にいれて考えなさい”

なさいといいますが

計画を乱しているのは妻で

負のスパイラルを計算にいれたら何の予定も入れられません

さらに、スパイラルを計算に入れて余白を持たせると

「これにこんなに時間かけるの!?」

と、計算していなかったツッコミがはいってくるのです

 

妻の叱責は全体でみると矛盾だらけなのですが

ひとつひとつでみると、一見もっともな感じで言ってきます

今回のでいえば

 計画を立てたり、予期せぬことを考慮に入れておくことはいいことです。

 一つ一つの課題に時間をかけすぎるのも程度によりますが、適正に設定するのは大切だと思います。

 ただ、立てた計画を自分で乱し、予期せぬこと(負のスパイラル)を考慮にいれて余白をつければ、時間を取りすぎだと怒る。

全体でみると矛盾は明らかです

しかし、その場その場で一見すると正しい指摘に対し、子供が全体を把握し矛盾を指摘するのは難しいし

(おとなでも難しい)

あとなにしろ迫力がハンパないので、自分が悪いんだと罪悪感を負わされてしまう

(僕でも怖い迫力です)

こんなかんじで当初の課題、予定とはかけ離れたことが行われていきます。

 

結局この日は、遊びにいくことはできましたが

約束の時間からは大幅に遅れての参加となりました

 

家庭内で繰り広げられることって密室で誰にも見えないし

親2人の価値観だけだとどちらが正しいなんて判断がつかないのに

密室で他の価値観を取り入れることが難しいと

正しくないことが続けられている可能性がある

「こどものため」っていうけれど

それが本当に子供のためになっているかわからない

それすら密室だと確認できない

逆に言うと隠すことだってできてしまう

知ろうとしなきゃいけない

でも他の家庭も密室で、どれが本当でどれが外向きかわからない

匿名だからこそ言えることもあると思うので

忌憚なきご意見をお待ちしています